貧血に効果があるとされている市販薬の「ファイチ」はご存知でしょうか?
貧血でお悩みの、アトピー性皮膚炎の方に向けて、
「ファイチ」を服用するとアトピーが悪化してしまうのか?
問題なく服用しても良いのか?
情報をお伝えしていきます!
アトピーだけどファイチを服用して大丈夫?
アトピーは、何がきっかけで悪化してしまうか予想がつかないので迂闊に薬を飲めませんよね。
私もかなり敏感肌なので、肌につけるものや、薬は皮膚に影響が無いか、使うのが怖かったです。
化粧水などは成分表をしっかり読んで、安全な成分のものしか使用していません。
アトピー体質だけど、貧血がひどいので鉄剤を飲みたい、という方も多いのではないでしょうか。
アトピーでも、市販の鉄剤のファイチを服用しても問題はないのか調べてみました。
ファイチの説明書を読んでも、アトピーの人は飲んではダメ、という記述はありません。
ですが、貧血でからだが酸素不足になり、皮膚の再生も遅れ、アトピーが悪化するという報告もあります。
その一方では、実際にファイチを服用するようになって、アトピーも良くなった、という人もいるのですよ。
ファイチの副作用に発疹やかゆみがある
アトピーでもファイチを服用しても問題はありませんが、鉄剤には副作用があります。
ファイチやマスチゲンなどの市販の鉄剤でも、処方薬と同じ副作用があるので心配ですよね。
代表的な副作用は、吐き気や便秘などの胃腸障害ですが、皮膚にも出る症状があるのですよ。
皮膚に対するファイチなどの鉄剤の副作用はどんなものがあるのか、しらべてみました。
鉄剤には、皮膚への副作用の症状として、かゆみや発疹、肌の赤みなどが挙げられます。
アトピー体質の方にこのような副作用が出ると、アトピーが悪化したのでは?と心配になりますよね。
でも、鉄剤の副作用なので、服用を止めれば皮膚のかゆみや発疹などは引きますよ。
鉄剤の副作用は体質が大きく関係しているので、違う鉄剤に変えれば副作用は出ないかもしれません。
もし、ファイチを服用してかゆみや発疹が出たら、すぐに中断してお医者さんに相談しましょう。
鉄分の過剰摂取はアトピーを悪化させる?
鉄剤を服用するようになって、貧血が改善されて、毎日元気に動けると嬉しいですよね。
私も、妊娠後期には貧血がすっかりよくなり、運動したくてうずうずしていました。(笑)
また貧血にならないように、と予防の意味を込めて鉄剤の服用を続けている方もいると思います。
でも、鉄不足が解消されたあとでも、鉄剤の服用を続けるのはかえって体に悪影響なのですよ!
しかも、アトピーも悪化する恐れがあるので、アトピー体質の方は特に注意が必要です。
鉄の過剰摂取が引き起こす、
からだや皮膚などへの影響はどんなものがあるのか調べてみました。
体内に必要以上の鉄分を摂取すると、からだのあちこちに鉄が蓄積されるようになります。
その蓄積された鉄が参加して、活性酸素を生み出し、細胞や組織にダメージを与えます。
活性酸素は、ガンや糖尿病、老化促進、皮膚病などのリスクを高めることがわかっています。
さらに、活性酸素が皮脂の質を悪くさせ、皮膚に赤みやかゆみ、湿疹などを引き起こします。
その結果、アトピーが悪化してしまい、慢性的な皮膚のかゆみが出てしまうのですよ。
鉄分は、からだに酸素を運ぶために大切な栄養素ですが、摂り過ぎはかえって危険なのですね。
貧血の予防は大切ですが、出来るだけ鉄剤以外の方法を取るようにしてくださいね。
副作用が起きにくく、鉄の過剰摂取になりにくいもの
鉄剤は、すぐに貧血に効果が出ますが、その分リスクも高いので少し心配ですよね。
副作用や、長期間の服用は鉄の過剰摂取の危険もあるので、躊躇してしまう方もいると思います。
私は、血液検査でヘモグロビン値が改善されたら、すぐに鉄剤の服用を止めました。
それまでは副作用で便秘がひどかったので、やっと解放されると嬉しい気持ちでした。(笑)
「アトピー体質だし、鉄剤はちょっと・・」という方には、鉄分サプリメントがオススメですよ!
鉄剤よりも、鉄分サプリメントのほうがオススメの理由を、いくつかご紹介します。
鉄分サプリメントは、天然由来の成分で出来ているものがあるので、副作用が起きにくいです。
化学合成成分に反応して、アトピーが悪化する場合があるので、薬よりサプリがオススメですよ。
さらに、鉄剤より鉄の含有量が少ないものが多いので、鉄の過剰摂取になる危険も少ないです。
貧血が改善された後、貧血予防としてサプリメントを飲み続けても、心配はいりません。
まとめ
アトピー体質の人がファイチを飲んだら悪化する?しない?
こちら、情報をまとめていきました。
いかがでしたでしょうか?
鉄剤の服用が心配の方は、第一段階としてサプリメントを試してみるのも手ですよね!
ご自身の身体に合った物を服用し、貧血の改善が見られるようにしていきましょう。
ご覧いただきありがとうございました。