妊娠中は、赤ちゃんの成長のために鉄分が不足しがちです。
口にするものにも、今まで以上に気を使いますよね!
今回の記事では、
妊婦さんが食べて問題のない、鉄分の多い食品・食材について!
情報をまとめてお伝えしていきます。
妊婦が食べても大丈夫な鉄分が多い食品は?
妊娠中は、体重が増え過ぎないように、食事や運動に気を遣わないといけないですよね。
私も、増え続ける体重をなんとか抑えようと、毎日出来る運動を精一杯やっていました。
それでも体重は増えてしまい、先生に怒られてしまって、とても辛かったです。(涙)
体重増加の懸念に加えて、赤ちゃんへの影響を考えると食品選びも慎重になりますよね。
妊娠中でも、食べても問題のない
貧血改善に効果のある鉄分の多い食品を調べてみました。
鉄分は、肉や魚、野菜や海藻など、実はいろいろな食材に含まれているのですよね。
妊娠中は、体重コントロールのために、野菜を中心に食べている方も多いと思います。
鉄分の多い野菜は、小松菜、ほうれん草、枝豆、切り干し大根、パセリなどがあります。
海藻には、ひじき、青のり、焼き海苔、わかめなどに鉄分が豊富に含まれています。
肉や魚でも、レバーや赤身肉、マグロやカツオなどに鉄分は豊富に含まれています。
でも、刺身など、生の状態で食べるのは、妊娠中は出来るだけ控えた方が良いですよね。
肉や魚に含まれる微生物に感染してしまうと、赤ちゃんに影響を与えることがあります。
基本的に、鉄分の多い食品は妊娠中でも食べることが出来ますが、新鮮さや加熱具合はチェックしましょう。
食べ過ぎると良くない食品がある?
貧血を治すために、鉄分の多い食材を出来るだけたくさん食べている方も多いと思います。
しかし、レシピを考えるのが面倒だから、と毎日同じ食材ばかり食べていませんか?
私はかなり面倒くさがりなので、ほうれん草、ひじき、プレーンだけ食べて満足していました。(汗)
同じものばかり多く食べていると、他の栄養が偏ってしまってかえって体に良くないのですよね。
特に、食べ過ぎるとママの体や赤ちゃんに悪影響になる食品をいくつかご紹介します。
レバーは、
吸収率のよい鉄分が豊富に含まれていますが、動物性ビタミンAも多く含まれています。
動物性ビタミンAであるレチノールは、摂り過ぎると赤ちゃんが奇形児になる危険があります。
さらに、ほうれん草には、
鉄分の他にアクの成分であるシュウ酸も多く含まれています。
シュウ酸を摂りすぎると、尿管結石が出来るリスクが高くなってしまうのですよ。
赤ちゃんと、自分の健康を守るためにも、特にこれらの食材を食べ過ぎないようにしましょう!
肉に含まれる鉄分の方が良いと聞いたけど?
貧血で悩んでいる方の中には、「肉の鉄分が貧血によく効く」と聞いたことがある方もいると思います。
何も知らなかった私は、「鉄分なんてどれも同じじゃないの?」と思っていました。(汗)
でも、肉と魚、野菜や海藻に含まれる鉄分って、実は違う種類の鉄なのですよね。
どんな鉄が含まれていて、そのふたつにはどんな違いがあるのか、調べてみました。
肉や魚の動物性食品に含まれる鉄のことを、
ヘム鉄と言い、野菜や海藻などに含まれる鉄を非ヘム鉄と言います。
・ヘム鉄の体内吸収率は10~20%で、
・非ヘム鉄の吸収率は1~6%程度しかありません。
偏った食生活は不健康の元。バランスの良い食事を取ろう
「吸収率が良いのなら、肉や魚をたくさん食べれば早く貧血が治る!」と思いますよね。
私も、とにかく鉄をたくさん摂取したくて、栄養バランスを無視した食事を取っていました。(汗)
でも、そうしたら逆に貧血が悪化してしまうほど体調が悪くなったのを覚えています。
早く貧血を治したいからといって、鉄分の多い食材ばかり食べるのはかえって危険なのですよ。
鉄分の多い食材ばかり食べるのは体にどんな影響があるのか、調べてみました。
肉や魚を食べ過ぎると、野菜不足になり、野菜に多いビタミンやミネラルが不足します。
そうなると、鉄の吸収率が低下したり、他の栄養素が不足して体が上手く機能しなくなります。
栄養が偏ると、からだに悪い影響ばかり与えてしまうので、バランスの取れた食事を意識しましょう。
日本の家庭料理を3食食べるだけで、1日に10mgの鉄分が摂れると言われています。
日本食ならヘルシーだし、妊婦さんでも体重増加をあまり気にしないで食べることが出来ますよね。
肉や魚、野菜や海藻など、栄養バランスが取れた食生活をするように心掛けましょう。
まとめ
妊婦でもたくさん食べて問題のない、鉄分の多い食品は?
こちら情報をまとめていきました。
いかがでしたでしょうか?
私も妊娠をしていた時期には、口にするものに凄く気をつけていました!
栄養の偏りはよくにという情報がありますので、
一つの食材ばかり摂取しないように気をつけましょう!
ご覧いただきありがとうございました。